和田テスト

一般的に言語の機能(話す、理解する、読む、書く、等)は左大脳半球で行われいます。(右利き方の95%以上、左利きの方の70%以上)。ただし、てんかん患者さまは、長期にわたるてんかんの影響や過去の脳損傷などで、この割合が異なっていると報告されています。例えば、左大脳半球の脳腫瘍や皮質形成異常、幼少時の左半球の損傷などで、言語機能が右側大脳半球に移動することもしばしばみられます。言語優位半球のてんかんでは、手術治療において切除可能な場所が限られる為、てんかんの手術戦略を立てる上で、言語優位半球が左右どちらかを判定しておくことが重要です。ワダテストは、脳血管撮影を兼ねて行うため、脳内の血管の形態や血行動態も調べることができます。これらのことにより、より安全で確実な手術方法の検討を行うことができます。

Wada test (ワダテスト) – てんかん外科治療のススメ